2010年01月12日
鏡開き
一日遅れの鏡開きでおしるこをいただきました。
鏡開きとは1月11日に、お供えしてあった鏡餅を手や木づちで割る正月行事で、お供えしていた鏡餅で作ったおしるこをいただくことで1年間病気をしないで稽古ができますようにと願う行事です。
この鏡開き、もともと武家の行事だったので、「切る」という言葉を嫌って、これは腹を切るのイメージがある為、餅を分けるために刃物は使いませんでした。それで、木槌で叩いたり手で割ったりするようになり、めでたいときに「割る」という言葉も縁起が悪いため「運を開く」という意味を込めて「鏡開き」と呼ぶようになったとのことです。もともと20日に鏡開きは、行われていたそうですが、江戸時代に幕府が武家の具足開きの日を11日に定めた事から、今ではこの日に鏡開きを行うのが一般的になっています。具足開きとは具足(鎧や兜の武具)にお供えした「具足餅」を雑煮にして食べるという行事だそうです。お正月中に飾られていた鏡餅を割るということはお正月の終わりとその年の仕事始めを意味するそうです。いよいよ本格的に今年のスタートですね。皆さん頑張りましょう。
ところで、写真をアップするときに、気づいたのですが、オーブが写真中央に映っているではありませんか。やはりご先祖様も少年少女がお汁粉を食べているところを喜んで観に来ていたのかな?と思っています。