2009年05月08日

稽古再開

 今日からまた稽古が始まりました。
 少年稽古のなかで、防具をつけて間もない小学1年生が、稽古の最中、胴が外れて痛さを堪えて頑張ったのですが、しまいには泣き出してしまいました。しかし、その後がすばらしかった。むせぶような声で、相手に向かって行きました。そして、しばらく鳴きながらも打ち合っていたら、また、胴が上側にはずれて、わきの下あたりに直撃してしまいました。一瞬、沈黙の後、少年はさらに大きな声を上げて相手に向かって、かかっていったのです。この進歩、少年ながら、あっぱれでした。2回目にはずされ、普通なら戦意喪失でさらに大きな声で泣き出して稽古をやめてしまうかと思ったら、今まで以上に気合を入れて立ち向かって行ったのです。この前向きな姿勢を大人も見習わなくてはいけないと感じました。少年なりの一生懸命の稽古だったのです。大人の稽古もこの少年の必死さが求められているのではないでしょうか。剣道は上手から学ぶことはもちろんですが、下手から学ぶことの多いこと。立場を代えて見る、目付けですね。小学1年生のS田くん、頑張りました。

shuseikan at 22:55コメント(1) |  

コメント一欄

1. Posted by 徐丙祖   2009年05月18日 23:27
こぶさだしております
2006年 慶応で留学した韓国の
徐です.internetで検索して
たすねました。
剣道の楽しみおいままでしてます。
またご挨拶致します。

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