2009年01月31日

剣道形の一人稽古

 堀籠敬蔵先生著「日本剣道形考」
 なぜ剣道形を学ぶのか p59より

 いま著者の行なっていることは、日本剣道形の一人稽古である。
 構えて息を十分吸い込んで臍からさらに足の裏へ、俗にいう足心まで下げ、さらにここより息を上げて臍でおさえ、そこで三歩前進機を見て、打太刀は「ヤー」で息を吐いた後、そのまま息を止めて元の位置に帰る。仕太刀の方も「トー」で打ち込み元に帰るまで一息で行なう方法で息の修錬と剣の修錬を求めて頑張っている。それに時間を見ては数息感も行なっている。以上だが、本人の体力・気力に応じて形による呼吸法の一人稽古をおすすめしたい。
 出来れば、一本の形を一息で出来るようになるまで努力してもらいたいと思う。
 このような方法で、形を演武することによって、真剣味が生まれ、冬でも汗が流れ出るものだし、身体にゆとりができ、構えもでき、位、風格が備わってくるものである。
 、、、中略、、、、
 かく考えてくると、剣道においても形の修行によって坐禅と全く同一の効果を得ることができると思っている。
 それほど呼吸は我々道の修行には欠かすことのできないものなのである。
 呼吸の工夫が、人生の工夫にもつながってゆく。
 
 今日の稽古後、審査の為に剣道形をやっている方がいらっしゃいました。審査の為ではなく、「なぜ剣道形を学ぶのか」を考えて、この本を読んで考えて頂きたいと思い、ここに記しました。よくよく吟味すべし、ですね。

shuseikan at 00:05│Comments(0)

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