2009年01月24日

裏鎬

 岡憲次郎先生が指導者講習会で講演された、「私の剣道修行」の中に、裏鎬の話が出てきます。事理相忘P36より。
 柳生連也斎は、表鎬のない刀を作らせた。よく切れる。そして調べたところ包丁は皆そうですね。台所の包丁は、片鎬です。よく切れる。
 だけど今は切る剣道じゃない。剣道は右足が前に出て右手も前に出ますから、右半身になる。力を剣先の物打ちに集中させるためには、どう左側の力がまとまっていくかということを考えないと竹刀の物打ちに力が集中しません。そのためには表鎬はしのげますけれども、裏でしのぐときには、腰の回転がないとしのげません。
 湯野先生も裏鎬を勉強しろと言われました。さらにはこうも言われました。「剣道は絶対にさがるな。打つな! 刀ではそう簡単に打ってはいけない。吸う息より吐く息を三倍かかって吐け。」と。
 裏を攻め竹刀を下げて自分の方が裏へ持っていこうと思うと小手があきますから打たれるのです。だから、裏へ持って行き方があるわけですけれども、そういう勉強して裏から攻めて自分の左の腰、左の膝、左の肘、左の拳。そういうものをなるべく前に出すようにして、左手の親指を相手の臍に突っ込むような感じで打突をしていかないと自分の打突が物打ちに集中しない。そこを勉強して下さい。

shuseikan at 14:33│Comments(0)

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