2011年03月
2011年03月31日
合同稽古
今日で平成22年度が終わりです。
今月11日には、大震災がありその後の原発問題、放射能、節電、計画停電と落ち着かない日々が続いています。
今、世の中は、「今自分ができること」を考えて実行する時期に来ていると思います。そして、今できることの輪がどんどん広がっています。
そんな中で新宿剣連のホームページを見ていたら、節電や施設整備で稽古ができない状況が続いていて、4月の稽古は土曜日の2回だけで、ほとんど稽古ができない現状が掲載されていました。4月下旬から6,7,8段の審査も控えていて申し込みをした方々にとっては、どこで稽古をしたら良いのか、大変困っているのではないかと思います。そこで、理事長と電話で話したのですが、何かお役に立てれば嬉しいのですが、ということで道場の練習時間に一緒に稽古に参加していただけないかと提案させて頂きました。私も受審者ですし、審査1カ月前なのに稽古ができないのではあまりにも可哀想ですし、合同稽古という形でお互いのプラスになればより良いのではないかということで、審査までの約1ヵ月間新宿剣連の方々と習成館の合同稽古という形で稽古をしていくことにしましたので皆さんご承知おき下さい。新宿剣連の方々もご遠慮なく稽古にいらしていただきたく思います。
今月11日には、大震災がありその後の原発問題、放射能、節電、計画停電と落ち着かない日々が続いています。
今、世の中は、「今自分ができること」を考えて実行する時期に来ていると思います。そして、今できることの輪がどんどん広がっています。
そんな中で新宿剣連のホームページを見ていたら、節電や施設整備で稽古ができない状況が続いていて、4月の稽古は土曜日の2回だけで、ほとんど稽古ができない現状が掲載されていました。4月下旬から6,7,8段の審査も控えていて申し込みをした方々にとっては、どこで稽古をしたら良いのか、大変困っているのではないかと思います。そこで、理事長と電話で話したのですが、何かお役に立てれば嬉しいのですが、ということで道場の練習時間に一緒に稽古に参加していただけないかと提案させて頂きました。私も受審者ですし、審査1カ月前なのに稽古ができないのではあまりにも可哀想ですし、合同稽古という形でお互いのプラスになればより良いのではないかということで、審査までの約1ヵ月間新宿剣連の方々と習成館の合同稽古という形で稽古をしていくことにしましたので皆さんご承知おき下さい。新宿剣連の方々もご遠慮なく稽古にいらしていただきたく思います。
2011年03月24日
時代5月号
本日、剣道時代5月号が配達されてきました。の、載っていました、恥ずかしいやら光栄なことやら、な、なん、何といったらよいのでしょうか?
実は、小林英雄先生との対談「卒爾ながら」に載せていただいたのです。5ページにもわたり載せて頂くなんて、何と光栄なことでしょう。対談した日は、震災よりはずっと前でしたが、わざわざ小林先生に道場までいらしていただきました。有難いことです。これも亡き父のお蔭です。掲載されたことに関係各位にこの場を借りて感謝、お礼申し上げます。誠にありがとうございました。記事に恥じないようにこれからも頑張る所存でございますので、皆様よろしくお願い申し上げます。ちょっと、硬くなっちゃいましたがご挨拶まで。
実は、小林英雄先生との対談「卒爾ながら」に載せていただいたのです。5ページにもわたり載せて頂くなんて、何と光栄なことでしょう。対談した日は、震災よりはずっと前でしたが、わざわざ小林先生に道場までいらしていただきました。有難いことです。これも亡き父のお蔭です。掲載されたことに関係各位にこの場を借りて感謝、お礼申し上げます。誠にありがとうございました。記事に恥じないようにこれからも頑張る所存でございますので、皆様よろしくお願い申し上げます。ちょっと、硬くなっちゃいましたがご挨拶まで。
2011年03月21日
稽古できる喜び
今日は春分の日、墓参りに行ってきました。
祭日にもかかわらず、5人の方が稽古にいらっしゃいました。少ないと言えば少ないですが。
その中の一人に、仕事で被災地に入り数日間救助にあたった方がいらっしゃいます。稽古をして感じたことは、剣道以外での経験が稽古を良くするということです。被災地の悲惨さの中での救助はさぞや大変なことだったでしょう。そして疲れているところを稽古にいらっしゃいました。剣道をした方がストレス発散になると言っていましたが、稽古後の話の中での一言、
「稽古ができるのが嬉しい。」
重い言葉を聞きました。稽古ができる有難さをその言葉の中に感じました。そのような気持ちで稽古をされたので、稽古が良くなったのでしょう。
皆さんが大変な時ですが、稽古ができる喜びを感じながら稽古に励んでいただきたいと思いました。
道場は節電しながら稽古は行っております。
祭日にもかかわらず、5人の方が稽古にいらっしゃいました。少ないと言えば少ないですが。
その中の一人に、仕事で被災地に入り数日間救助にあたった方がいらっしゃいます。稽古をして感じたことは、剣道以外での経験が稽古を良くするということです。被災地の悲惨さの中での救助はさぞや大変なことだったでしょう。そして疲れているところを稽古にいらっしゃいました。剣道をした方がストレス発散になると言っていましたが、稽古後の話の中での一言、
「稽古ができるのが嬉しい。」
重い言葉を聞きました。稽古ができる有難さをその言葉の中に感じました。そのような気持ちで稽古をされたので、稽古が良くなったのでしょう。
皆さんが大変な時ですが、稽古ができる喜びを感じながら稽古に励んでいただきたいと思いました。
道場は節電しながら稽古は行っております。
2011年03月16日
こころづかいは見える
不安な日々が続いていますが、如何お過ごしですか?
習成館道場の稽古は、地震当日も稽古はしましたし、今日まで予定通りに節電を心掛けて行っています。本日は4人の方が来館されました。少ない人数でしたが、有意義な稽古ができました。
稽古の終わりの一言で次のような話をさせて頂きました。
今こういう状況ですので、コマーシャルはやっていませんが、ACエーシーと耳に残る民間広告ネットワークがやっているコマーシャルが流れています。そのなかで、
「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。
この言葉が耳に残っています。「こころ」は見えないけれど、「こころづかい」は見えるを剣道に応用してみては如何ですか?剣先の会話から相手のこころを読む、攻めて相手のこころ遣いを観る、そして観察判断そしてすばやく行動に移すことが大切ですね。剣道に限らず、電車の中でも、石段の途中でも。
習成館道場の稽古は、地震当日も稽古はしましたし、今日まで予定通りに節電を心掛けて行っています。本日は4人の方が来館されました。少ない人数でしたが、有意義な稽古ができました。
稽古の終わりの一言で次のような話をさせて頂きました。
今こういう状況ですので、コマーシャルはやっていませんが、ACエーシーと耳に残る民間広告ネットワークがやっているコマーシャルが流れています。そのなかで、
「こころ」はだれにも見えないけれど、「こころづかい」は見える。
「思い」は見えないけれど、「思いやり」はだれにでも見える。
この言葉が耳に残っています。「こころ」は見えないけれど、「こころづかい」は見えるを剣道に応用してみては如何ですか?剣先の会話から相手のこころを読む、攻めて相手のこころ遣いを観る、そして観察判断そしてすばやく行動に移すことが大切ですね。剣道に限らず、電車の中でも、石段の途中でも。
2011年03月01日
五戒
今日もジュニアの稽古がありましたが、最後の一言のところで、次のような挨拶をしました。
1年生3人の素直な気持ちは大変素晴らしい。声も大きく出ている。注意を受けた所を素直に直そうとしているところも、外から見ていてもはっきりとわかる。しかし、上級生になると同じ注意を聞いていても、自分のことではない、自分のことと分かっていても直そうという気持ちが弱い、この辺りの同じ注意を聞いているにも関わらず、その後の対応の違いが気になる。誰もが生れながらに持っている正直な素直な心、剣道では直心というが、この心が上級生になるにしたがって曇ってきている。是非心を磨いて努力をしなさい。自分について言われたことを素直に聞いてみること。素直さが足りない。、、、(まだ続くのですが)。
この話をした後に、刀耕清話をめくっていたら、p174に同じようなことがありました。
生れながらに持っている正直で素直な心、すなわち直心と呼ばれる心です。ところが、人は十二、三才の頃になると純真な心に雲がかかりはじめるのだそうで、そうなるとこの雲を取り払う工夫をしないと、凡夫である私たちの持って生まれた大事な本心を養っていくことが難しくなってしまいます。そこで直心を磨く修行がしやすくなるように五つに分けてあるのが五戒である。
一、嘘をついてはいけない
一、怠けてはいけない
一、やりっぱなしにしてはいけない
一、我儘してはいけない
一、ひとに迷惑をかけてはいけない
刀耕先生も、この五戒はどんな偉い人でも戒は必要だとおっしゃっています。そして、小学校の子供などもこれで教育すれば、親が剣道をぜひやらせようとなるだろう。とおっしゃっています。
今日の自分の一言と同じなので、本を読んだから深層心理にあって同じ話になったかは不明ですが、とにかく同じような内容の話をしました。
1年生3人の素直な気持ちは大変素晴らしい。声も大きく出ている。注意を受けた所を素直に直そうとしているところも、外から見ていてもはっきりとわかる。しかし、上級生になると同じ注意を聞いていても、自分のことではない、自分のことと分かっていても直そうという気持ちが弱い、この辺りの同じ注意を聞いているにも関わらず、その後の対応の違いが気になる。誰もが生れながらに持っている正直な素直な心、剣道では直心というが、この心が上級生になるにしたがって曇ってきている。是非心を磨いて努力をしなさい。自分について言われたことを素直に聞いてみること。素直さが足りない。、、、(まだ続くのですが)。
この話をした後に、刀耕清話をめくっていたら、p174に同じようなことがありました。
生れながらに持っている正直で素直な心、すなわち直心と呼ばれる心です。ところが、人は十二、三才の頃になると純真な心に雲がかかりはじめるのだそうで、そうなるとこの雲を取り払う工夫をしないと、凡夫である私たちの持って生まれた大事な本心を養っていくことが難しくなってしまいます。そこで直心を磨く修行がしやすくなるように五つに分けてあるのが五戒である。
一、嘘をついてはいけない
一、怠けてはいけない
一、やりっぱなしにしてはいけない
一、我儘してはいけない
一、ひとに迷惑をかけてはいけない
刀耕先生も、この五戒はどんな偉い人でも戒は必要だとおっしゃっています。そして、小学校の子供などもこれで教育すれば、親が剣道をぜひやらせようとなるだろう。とおっしゃっています。
今日の自分の一言と同じなので、本を読んだから深層心理にあって同じ話になったかは不明ですが、とにかく同じような内容の話をしました。