2010年07月

2010年07月31日

沢庵和尚

旅に出ていました。写真のように、日本三景「天の橋立」、出石に行って来ました。
天の橋立

股のぞき台からの眺めです。いかがですか?
天橋立逆

 出石、いずし、と読みます。皿そばも食べてきましたが、ここは沢庵和尚のゆかりの地でもあります。皆さんご存知でしたか。
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 沢庵和尚は、宗鏡寺(すきょうじ)という寺に、「投淵軒」と名づける小庵を結び、多くの著書をあらわしました。「庵居百首」と名づける和歌を楽しみ、閑寂の禅余の生活に世塵を避けました。今日の香の物「沢庵漬け」は、この投淵軒時代に工夫されたもので、もとは「千本漬」とも「貯え漬」ともいっていたそうです。宗鏡寺では、和尚の作庭と伝えられる名苑や「夢見の鐘」などが見学できました。和尚の一生を通して三十有余年間、一番親しまれたのは、故里出石の宗鏡寺であり、境内の「投淵軒」の投淵の二文字こそ、和尚の高潔さを後世に伝えるものです。沢庵和尚の塔所は、「投淵軒」の上の山にありました。
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沢庵墓
 




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2010年07月23日

ひとり稽古のすすめ

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 今日はジュニアの稽古も終わり、一般稽古だけでした。また、ちょ〜暑いせいか、皆さん道場へ行くよりは、ビアガーデンといった感じで今日いらっしゃった方は少なかったでした。でも、充実した内容でしたよ。人数が多いときは、地稽古中心になりがちですが、人数が少ないと基本打ちを時間をかけて行うのでそれが良かったでした。
 話は変わりますが、道場の打ち込み台も写真のように成長しました。背が急に高くなりました。これは、ジュニア稽古でいつも使っていましたが、約1ヶ月ありませんので、大人用に大きくしたからでした。時間をかけて、じっくりと構えたところから、体重移動しての面打ちを研究して下さい。「ひとり稽古のすすめ」でした。



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2010年07月20日

チャンスを活かせ

 今日はジュニアクラス納めの稽古日でした。学校でいえば、終業式の日です。1学期を振り返って稽古の最後に話をしました。最初は、また元気な姿で9月に会いましょう。良い夏休みを。といった感じで話そうと思っていたのですが、話し出したら、日記をつけている人は?2,3人。稽古日誌ををつけている人は?0人。先生から、言われたこと、注意を受けたことなど書き留めておく習慣をつけることが大切という話から、いろいろ言ってしまいました。学校の宿題だから日記をつける、ということではなく、自分からつけることが習慣になってほしいですね。そういうことができる人は、将来一流の選手になっていることが多いようです。子供たちも聞いてはいるのですが、また始まった?かのような反応に思えてしまいました。変わるチャンスはいくらでもあるはずなのですが、自分からそのチャンスを逃している子供たちが多いように感じました。チャンスは、自分から掴むもの。夏休み中には、たくさんチャンスはめぐってくるはずです。チャンスを活かせ。どうか怪我もなくひと回りも大きくなって9月に道場で会いましょう。

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2010年07月16日

床工事

 昨日は、区の剣連へ出稽古へ行ってきました。剣連の道場の床は、板が黒光りするほど、すべりやすい感じがします。それと比べて、家の床は塗料が塗られているぶんすべりません。剣道はすり足ですが、床がすべらないとすり足はできません。というか、できにくいです。特に初心者の小学生にとってすり足は、苦手で難しいです。実は、今道場の床の補修を考えています。夏休み中の皆さんにご迷惑を掛けない様に工事をしようと相談していたのですが、この夏休み中は工事業者さんにとっては一番忙しい時期だそうです。それは、学校関係のほとんどが夏休み中の工事だからだそうです。ということで、柴田杯大会に間に合わせたかったのですが諦めました。9月の下旬のちょっと暇になった頃に表面を修理かたがた綺麗にしようと打ち合わせをしているところです。10月には習成館の床も剣道場本物の床になりますので楽しみにお待ち下さい。
 後になってしまいましたが、本日、靖国神社みたままつり奉納古武道大会があり、鞍馬流も出場いたしました。東山先生、岩田先生お疲れ様でした。

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2010年07月09日

「はい。」の返事

 今日は、ジュニア、一般稽古そして月に一度の月例会の日でした。昨日も書いたのですが、ジュニアの小学生を指導していて感じたのでまた書きます。

 自分が伸びたいと思うのであれば、どんなに自分にとって不都合な、耳の痛いことを言われても、口先だけでなく心から「はい。」と返事をし、まず素直にやろうとすることが大切

 ここですよね。「はい。」とは返事をしては、いるのですが、はい、という音を出しているだけ、心底から「はい。」と言っていないのですね。と、私には聞こえてしまうのです。上の空という言葉がありますが、気持ちが入っていないのです。何度も同じ注意を聞いてもいっこうに直そうとしないのです。本人は、直そうとしているのかもしれませんが、表には直そうとする気持ちが出てきていない感じです。「まず素直にやろうとすることが大切」その通りですね。自分との会話をもっとして下さい。
 月例会の方は、人数も少なく寂しい会となりました。「つまみ」は、いっぱい用意されていたのですが、、、。8月、9月は、月例会はありませんので、次回は10月になります。次回を楽しみにしています。

shuseikan at 23:38コメント(0) |  

2010年07月08日

伸びる人の7つの共通点

 「世界に羽ばたけ」著者は、岩手大学の浅見裕、剣道八段の先生です。この春に附属中学の校長先生を3年間勤め終えて、その間の言語録をまとめて出版された本です。浅見先生には、京都大会の朝稽古をお願いをし稽古を頂戴している間柄です。何度か習成館の方にもいらして頂いた事があります。その本の中から。
 中学生に向けて全校集会での話しの中で、NHKドラマ「フルスイング」にもなった高畑導宏さんの文章を引用して話をされていました。

 その道で一流となるには、渾身の努力を重ね、極限の精進を積み重ねなければ成らないのは確かなのですが、この本の中で次の文章がありました。
 
 伸びる選手には共通のものがあることに気がつきました。そして、それは、プロ野球の選手に限らず、一般の人も同じだということがわかってきたのです。(中略)プロ野球で、さらに人生そのもので大切な伸びる人の共通点を7つ挙げた。( )内は、浅見先生の一言解説です。
1、素直であること。
(素直であることは、「学び」の基本です)
2、好奇心旺盛であること。
(他の分野からも学べることがあるということです)
3、忍耐力があり、あきらめないこと。
(この本には、「才能とは、最後まであきらめないこと」、「才能とは、逃げ出さないこと」、「平凡の繰り返しが非凡になる」とあります。一度の結果だけで、あとの全てが決まってしまうのではありません)
4、準備を怠らないこと。
(10年、20年先に備えましょう)
5、几帳面であること。
(メモを取る習慣を持ちましょう)
6、気配りができること。
(先を読み、他者への思いやりを忘れないことです)
7、夢を持ち、目標を高く設定することができること。
(世界に羽ばたけ)

  さらにこの本では、この話を聞いて他の先生がコメントをしている文も載っています。この文も中学生には、大変わかりやすい文でした。

 もし自分が伸びたいと思うのであれば、どんなに自分にとって不都合な、耳の痛いことを言われても、口先だけでなく心から「はい。」と返事をし、まず素直にやろうとすることが大切なのだと思います。伸びる選手は、素人である私の言うことも素直に聞いてくれますが、なかなか伸びない選手は、特定の自分が認める指導者の言うことしか聞こうとしない傾向があります。指導しても、「だって、、、」や「でも、、、」という口癖や、「何々先生はこう言ってた、、、」という返答が返ってくることもあります。
 他の6つの共通点についても、うなずけることばかりです。心得として覚えておくと良いのではないでしょうか。

 「伸びる人の7つの共通点」、皆さんも是非参考にして、実行されては如何ですか。
 

shuseikan at 22:44コメント(0) |  

2010年07月03日

合掌

 もう7月になったのですね。今年も半年が終わってしまいました。時間が経つのが早く感じるのは年をとった?証拠ですかね。
 今日7月3日は、祖父の命日です。昭和17年7月3日行年56歳。戦時中に亡くなり、その後道場も戦災で消失して、戦後の混乱を乗り越えて40年後に道場も再建されましたが、その間の父鐵雄、そして柴田家の人々の苦労も大変なものだったことと思います。いや、近くでみてきてそれはそれは大変な苦労があったのです。今はお蔭様で道場も何とかやっていける状態になっているのも、門人の皆さんのお蔭です。感謝申し上げます。今日の命日にあたり、仏壇に報告かたがた手を合わせました。合掌


shuseikan at 23:17コメント(0) |  
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