2010年03月

2010年03月22日

何段でも同じ

 昨日注意された点は、捨て身で打ち切っていない、打ちに冴えがない、1分40秒の間に失敗した技が3本もあった、踏み込みが弱い、当たっているのが何本かあったが有効打突までにはなっていない、着装が悪い袴は前下がり後ろ上がり、右手が力みすぎ、等でした。
 これらのことは、昨日自分が言われたことでしたが、立場が変わって自分も皆さん方に言っていることと一致していると今日の稽古で自分自身つくづく思いました。何段の受験でも皆同じなのですね。だから、基本が大切と昔から言われているのです。他の人から言われるということは、基本ができていないのです。基本ができていないということは、昇段することなどできるはずがないのです。このことを自分自身も肝に銘じて頑張りたいと思います。今日の稽古で普段より口やかましく言われた方々も肝に銘じて頑張って下さい。そして、プラス思考で努力して審査後美味しいお酒を飲みたいものですね。

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2010年03月21日

受審者講習

 都剣連の8段受審者講習会に参加してきました。参加者は、百名ほどで、4会場に分かれて、本番通り2回の立会いを行い、その後審査委員の先生方3名から好評を頂くという形式でした。お昼を食べた後の午後は、会場を2つにして、審査委員の先生も倍の6名で、本番通り2回の立会いを行いました。そして、全部終了後、用紙をもらい、そこには、ABCDの評価が書き込まれているというものでした。私は、今回が4回目の参加でしたが、今回は関東近県から多くの先生方が受審しているように感じました。皆さん、求めて遠くからいらっしゃっているように思いました。東京の先生が少ないように感じました。私の結果は、Bばかりで可もなく不可もなくといった感じでした。講習会ですから甘めの採点という話もありますので、Aがないというのはダメということですね。去年書き込んだことが、直っていないということです。打ち切る、機会を捉える、課題は山積ですので、ここには書きません、、、、。
 こう書くと、嬉しいことが何もなかった講習会だったということになりそうですが、いや、ひとつ良いことがあったのです。それは、昼食を食べているときに審査委員のT波大のS範士から、お声を掛けて頂いたことです。「テレビ観ましたよ。立派でしたよ。、、、、」これ以上書きませんが、テレビとは、ちい散歩のことです。元気を頂いて午後は頑張るぞと、立会いをしたのですが、まだまだですね。
 今日の指摘をいただいた点は、自分なりにはわかっていることばかりでしたので、これといって新鮮さはなかったのですが、実はここが問題なのですね。

「わかっていても、できなければダメなのです。」

できるように努力すること、できなければ合格はできないのです。このあたりまえのこと、この当たり前の壁を越えなくては始まらないのですね。あと1ヶ月半、自分なりに頑張りま〜す。

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2010年03月16日

木刀の左右面打ち

 一昨日より、デスクトップパソコンが故障してしまい、ノート型で打っています。
 本日、形稽古をしている中で鎬の使い方が話題になりました。6本目の左面にくる所を受けるところ、7本目の右面にくる所を受けるところですが、しっかりと鎬で受けてから返すところですが、受ける所が切り返しを受けるのと同じことに改めて気付いたのです。剣道の竹刀の場合は意識はしているのでしょうが、木刀のようにはっきりと鎬で受けていないのが実情ではないでしょうか。竹刀では左手をしっかり握って動かしてはいけないような指導が専らだと思いますが、鎬で受けるとなると手の内を緩める、もっと簡単に言うと柄を回さない限り鎬の部分では受けられないのではないでしょうか。切り返しも、三ヶ月目に入り打つ側は、見ていて良くなってきていると思いますが、受ける側の左右面の受け方をしっかりやってきけたらな〜と思いました。形稽古の勧めにまたなってしまいますが、木刀で左右面をお互いにやることで考えることが一杯出てくると思います。よくよく研究すべしですね。

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2010年03月13日

武道のすすめ

 月刊「武道」2月号の中に、武道のすすめ、という掲載記事がありました。
日本武道館会長松永先生と明大の斎藤孝教授の対談です。
○武道の学びを生活化していくことが今の時代の文武両道
○礼は自分自身に対する心構えでもある
○勝っても驕らない武士道の精神
○型は自分の意識や感覚を研ぎ澄ます砥石である
○上級者ほど基本を大切にし、その動きに深みがある
○武道の指導者は臍下丹田の養成や呼吸法の指導も
○あらゆるものを技化して自分の人生に生かしていく
○武道を通じて伝統と文化の尊重を
表題のようなまとめを箇条書きにしただけですが、内容が濃い対談ですね。皆さんも機会がありましたら読んで下さい。(師範室テレビの前に雑誌は置いてあります。)
平成24年度からは、中学校武道必修化が始まります。強く、逞しい青少年の育成、伝統文化を尊重し、元気で賢い中心軸を持った人間の育成が叫ばれています。スケールの大きな話なので、今自分がしていることが小さく感じられてきます。ジュニアの部の子供達も立派に成長してほしいと強く感じました。

shuseikan at 22:29コメント(0) |  

2010年03月09日

「ちい散歩」放映

 放映されました。画面を見ていると何か恥ずかしいやら変な感じがしました。無事に終わって、何よりでした。この場をお借りしてお礼申し上げます。お世話になりまして、誠に有難うございました。見終わってほっとしていたら、電話、メール、FAXが来るのです。中でも、親父の教え子さんたち、野球部の連絡網の凄さには脱帽です。後で電話で話して解ったのですが、新聞に信濃町の道場が出るらしいとあるので、習成館とは断定できないのでみていると、始めにちょっと流れた映像で間違いないと、それからの連絡網の速さは凄まじいものがありました。親父が亡くなって12月には七回忌になりますが、教え子たちの思いの強さには、改めてビックリしました。そして、電話連絡を頂いたのですが、親父が生きてテレビに出ているようだった、とのことでした。そんなに似ているのでしょうか。はげ方が?(笑)それにしても、色々な方が見ていて御連絡をいただきました。親父の後を継いで、何とかやっている姿がわかっていただけたと思うと私も嬉しい限りです。皆さんに近況報告ができた気がして何よりでした。もうひとつ、ビックリしたのは、HPブログのクリック数が半端じゃないのです。さすが全国放送、すぐに普段の10倍位になっていました。テレビの力、恐るべしです。

shuseikan at 23:31コメント(0) |  

2010年03月08日

来月の月例会は9日

 いよいよ明日放送です。時間があったので、今日の「ちい散歩」を見ていたら、最後に明日の見所のようなかたちで映ったのです。地井さんが木刀を振って打ち込んでいるところが。何となく見ていたので、ビックリでした。明日が楽しみですね。皆さん是非ご覧下さい。テレ朝10チャンネル、午前9:55〜10:30までの間の5分位かな?
 今日は月例会でした。10人ぐらいの参加で少し少なめでした。月曜日は、なかなか集まりにくいようです。なので、来月は第2金曜日9日に月例会をすることに決めました。新年度にもなりますので、新たな試みで行きたいと思います。金曜日だと次の日が休みの方がゆっくりできるというメリットがあると思います。また予定表にもアップしますが、予定に入れておいて頂けると嬉しいです。

shuseikan at 23:26コメント(0) |  

2010年03月05日

「いつものやり方」を変える

 何か1つのことを自分のものにしようとするとき、同じことを繰り返して覚えることを基本としていますが、人間の心身は、一定のリズムで同じことばかりを繰り返していると、慣れとともに神経が鈍くなって、すべての機能が鎮静化してしまうそうです。マンネリ化です。心理学では、単調刺激と言って、それを防ぐには、同じことを繰り返す中でやり方を変えてみるのが一番の方法と言っています。やり方を変えるのは、期間や場所を限定して行い、一新するのではなく、限定的変化に留めます。それが、単調な流れのアクセントとなって新たな励みにもなります。そして、普段のやり方に戻したとき、そこから新たな発見が生まれるのです。剣道の寒稽古、出稽古の必要性もそこにあると思われます。マンネリ化防止、だらけの引き締め、この辺りを意識して稽古するとまた一段上の段階に上がれるような気がしています。「いつものやり方」を変えてみることです。

shuseikan at 22:58コメント(0) |  

2010年03月03日

ひなまつり

DSCN2836

 今日は、ひなまつり。
雰囲気だけでもと思い写真を撮りました。
 稽古のほうは、右手首をかばいながらの地稽古でした。痛いときにやらないのは簡単なことですが、稽古しながら直すことも大切だと思い稽古しました。左手で打つ、を心掛け面を数は少ないですが何本か打ちました。そうしたら、日頃はいかに右手に力が入っているかが良く解りました。調子が悪い時のほうが、学ぶことが多いのだなと思いました。

shuseikan at 22:46コメント(1) |  

2010年03月02日

手首痛

 昨日は、手の痛みも薄れたので稽古をしたのは良かったのですが、今日になってまた痛み出しました。
 ジュニアの後、形の稽古をちょっとだけ受けたのですが、手首にひびくのです。痛かったので、見本として返し技をゆっくりやっただけなのですが、手にひびくのです。考えてみると、それだけ木刀を使った打ち合いは手の内の強化につながっていたのですね。バチバチと打ち合うことによって、手首の使い方を習いながら強化していたのですね。竹刀剣道ばかりやっている方には、形稽古はお勧めです。一本目だけで十分です。正當剣なかなかできませんよ。機会がありましたら試してみてください。手首のしめ具合の勉強になると思います。そこがわかれば、手首がきいた小さい面打ちができるようになると思いますので。鞍馬流おそるべしですね。よくよく研究すべしですね。

shuseikan at 21:47コメント(0) |  
習成館Official sie
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