2010年02月
2010年02月28日
「ちい散歩」放映日
今日で2月も終わりですね。月日の経つのは早いものです。
実は、右手の手首を痛くしてしまいマッサージに行って来ました。昨日の稽古は痛くてできませんでした。手首が痛いのは、右肘の内側が張っていることからくるそうです。練習後のストレッチ、マッサージを勧められました。剣道ではあまり整理体操をする習慣がありませんが、これからは念入りにやらなくてはと、改めて思いました。
その後、「ちい散歩」の方から連絡が入り、正式に放映日が決まったとのことでした。
テレビ朝日3月9日(火)午前9時55分から10時30分「ちい散歩」
その中の5分くらい?かと思いますが、信濃町から千駄ヶ谷の間を歩く中で、習成館に立ち寄るという形だと思いますが、とにかく放映されますので、皆さんご覧下さいませ。どのように取り上げてくれるのか大変楽しみです。
実は、右手の手首を痛くしてしまいマッサージに行って来ました。昨日の稽古は痛くてできませんでした。手首が痛いのは、右肘の内側が張っていることからくるそうです。練習後のストレッチ、マッサージを勧められました。剣道ではあまり整理体操をする習慣がありませんが、これからは念入りにやらなくてはと、改めて思いました。
その後、「ちい散歩」の方から連絡が入り、正式に放映日が決まったとのことでした。
テレビ朝日3月9日(火)午前9時55分から10時30分「ちい散歩」
その中の5分くらい?かと思いますが、信濃町から千駄ヶ谷の間を歩く中で、習成館に立ち寄るという形だと思いますが、とにかく放映されますので、皆さんご覧下さいませ。どのように取り上げてくれるのか大変楽しみです。
2010年02月21日
五段審査
本日東京武道館で行われました五段審査で、
水野正太郎さん
が、見事に合格されました。誠におめでとうございました。
残念ながら力及ばず、合格できなかった方はこの機会を活かして次のエネルギーとして蓄えていただきたいと感じました。全員の方の立合いを拝見させて頂きましたが、やはり力及ばずの方々は、気持ちのまとまりがなかったように感じました。技術的な力は合格ラインにあると思うのですが、気持ちがまとまってなく、持っている力が発揮できないまま時間になってしまったように思います。普段の稽古の積み重ねからくる自信がほしいですね。偉そうに書いてしまいましたが、受かった方も受からなかった方もまた、今までどおりの稽古を一緒にしっかりやっていきましょう。今までどおりがダメなら、稽古のやり方を各自工夫して下さい。自分にあったやり方でも結構です。次に向けての努力をしていきましょう。頑張りましょう。
2010年02月17日
「眼力」より
斉藤 孝著「眼力」より。
「明晰な意識で数をこなす」集中力が一流のプロになる条件
単純に、たくさんの練習を重ねたからうまくなるというものではない。数をこなすと自分の中に情報がものすごくたまる。そしてその感覚を自分のものにする、つまり、技化することで自分の中に基準ができる。自分の中に原点を作ることが上達のコツなのである。意識をクリアに保ちながら飽きずに反復練習をすることも、おろそかにできない上達のコツである。上手になる人は、練習の時も終始意識をゆるめないもの。それと並行して、必ず課題を決めて取り組んでいる。今の練習のポイントが何かと聞かれたら、すぐに的確に答えられるのである。量をこなし、かつ明晰でいられることが重要なポイントになる。
何本打とうと目標を決めて練習しているのではなく、自然とその本数に至ってしまう。それが、練習のコツである。テーマを持って練習すれば、次はもっとこうやろうと意識が集中する。いつのまにか練習しているし、飽きずにいつまでも練習できる。言われたことだけをやっていては伸びない。率先して、精度を極めていく練習ができているかという基準も、才能があるなしを推し量る眼力の手助けになる。
以上、要約した部分もありますが、如何でしたか、この文章。ゴルフの練習について述べた文章ですが、剣道にも置き換えて読むと考えるべきことが一杯詰まっているように感じました。
「明晰な意識で数をこなす」集中力が一流のプロになる条件
単純に、たくさんの練習を重ねたからうまくなるというものではない。数をこなすと自分の中に情報がものすごくたまる。そしてその感覚を自分のものにする、つまり、技化することで自分の中に基準ができる。自分の中に原点を作ることが上達のコツなのである。意識をクリアに保ちながら飽きずに反復練習をすることも、おろそかにできない上達のコツである。上手になる人は、練習の時も終始意識をゆるめないもの。それと並行して、必ず課題を決めて取り組んでいる。今の練習のポイントが何かと聞かれたら、すぐに的確に答えられるのである。量をこなし、かつ明晰でいられることが重要なポイントになる。
何本打とうと目標を決めて練習しているのではなく、自然とその本数に至ってしまう。それが、練習のコツである。テーマを持って練習すれば、次はもっとこうやろうと意識が集中する。いつのまにか練習しているし、飽きずにいつまでも練習できる。言われたことだけをやっていては伸びない。率先して、精度を極めていく練習ができているかという基準も、才能があるなしを推し量る眼力の手助けになる。
以上、要約した部分もありますが、如何でしたか、この文章。ゴルフの練習について述べた文章ですが、剣道にも置き換えて読むと考えるべきことが一杯詰まっているように感じました。
2010年02月15日
精一杯
今月も、今日で半分が終わろうとしている。今月の晦日には、どんな気分でいられるだろうか。流されて毎日をすごすのではなく、一日一日を精一杯努力したいものですね。
今日の稽古も、切り返し、面打ち、相面の練習とメニューはこなしているものの成果がいまいちなのです。稽古後、ビデオを見てチェックすると良くないのです。もっと、気持ちを乗っけて稽古しなくてはいけないと反省しきりでした。切り返しの時に、頭が前後に動きすぎている。大きく面を打つときに、上半身が前傾しすぎている。面を打つときの左足が、右足の後ろにより過ぎている。ビデオを見ていて、ある人から指摘をいただいた箇所です。指摘をいただけることは、有り難いことです。今月の残りを精一杯頑張って、直していきたいと思いました。
朝が来たら 元旦と思い
夜が来たら 大晦日と思えば
充実した日がやって来るはず
その積み重ねが自信につながる
今日の稽古も、切り返し、面打ち、相面の練習とメニューはこなしているものの成果がいまいちなのです。稽古後、ビデオを見てチェックすると良くないのです。もっと、気持ちを乗っけて稽古しなくてはいけないと反省しきりでした。切り返しの時に、頭が前後に動きすぎている。大きく面を打つときに、上半身が前傾しすぎている。面を打つときの左足が、右足の後ろにより過ぎている。ビデオを見ていて、ある人から指摘をいただいた箇所です。指摘をいただけることは、有り難いことです。今月の残りを精一杯頑張って、直していきたいと思いました。
朝が来たら 元旦と思い
夜が来たら 大晦日と思えば
充実した日がやって来るはず
その積み重ねが自信につながる
2010年02月04日
心の段位
松下幸之助の言葉から、
『碁や将棋に段位があるように、人間の心にも段位があると私は思っている。碁や将棋の世界で、初心者が段位の上の人には太刀打ちできないように、心の段位が上の人に対したときに、手も足も出ない感じになることがある。
それは、地位や年齢には必ずしも関係しないが、やはり長い年月をかけて修錬を積んだ心にはそれだけのものが備わっている。そうした心は、厳しい人生の対局を積み重ねることで作り上げられる。
心の持ち方いかんで、対局の場面は至るところにある。毎日毎日を生きることが、人生の碁盤に対することだ。
「一手お願いします」と言うほどの心がけで、真剣にそれに対すると、向上できる機会は限りなく訪れるものである。』
竹刀であれ木刀であれ、互いに正眼に構えて相対したとき、切っ先と切っ先がかすかに触れ合ったその感触で、相手の力量がある程度わかると言われる。もちろんそのためには、相当な修錬を積んでいることが必要であろう。
商談や面接試験など、心と心をもって相対したときにも同じようなことが言える。歴史に目を向ければ、江戸城の明け渡しについて、勝海舟と西郷隆盛が相まみえた。これを盤上の戦いと見るなら、まさに歴史的な名棋譜だったと言えるだろう。これほどの対局を演じられる人はまれであろうが、人はそれぞれの人生において、それぞれの棋譜を残すことに変わりはない。一つ一つの棋譜の積み重ねが、その人の人生の大きな棋譜になる。一手として、いい加減な棋譜を残すべきではない。
どんなに苦しいことがあっても、心を磨くための対局と思い、心の高段者になるための修業と思えば、苦しいことではなくなる。こころの段位を磨くことで、その人の人格は高められる。仕事の場、勉強の場、人との交流の場で、ぜひ心の段位を高めたいものである。
以上、「松下幸之助の私は「この生きかた」を大事にしてきた!」大久光著
からの文章抜粋。
考えさせられる文章ですよね。剣道の段位を上げる前に、心の段位を上げなくてはダメですね。心の段位が上がれば、剣道の段位もすぐに上がれることでしょう。いや、別々に考えるものではなくて、車の両輪と同じなのでしょうね。両方とも大事で片方だけではダメなのでしょう。前回の「だいじなものは目には見えない」と同じで、心の段位の賞状はありません。そして、目には見えないものなのですね。
『碁や将棋に段位があるように、人間の心にも段位があると私は思っている。碁や将棋の世界で、初心者が段位の上の人には太刀打ちできないように、心の段位が上の人に対したときに、手も足も出ない感じになることがある。
それは、地位や年齢には必ずしも関係しないが、やはり長い年月をかけて修錬を積んだ心にはそれだけのものが備わっている。そうした心は、厳しい人生の対局を積み重ねることで作り上げられる。
心の持ち方いかんで、対局の場面は至るところにある。毎日毎日を生きることが、人生の碁盤に対することだ。
「一手お願いします」と言うほどの心がけで、真剣にそれに対すると、向上できる機会は限りなく訪れるものである。』
竹刀であれ木刀であれ、互いに正眼に構えて相対したとき、切っ先と切っ先がかすかに触れ合ったその感触で、相手の力量がある程度わかると言われる。もちろんそのためには、相当な修錬を積んでいることが必要であろう。
商談や面接試験など、心と心をもって相対したときにも同じようなことが言える。歴史に目を向ければ、江戸城の明け渡しについて、勝海舟と西郷隆盛が相まみえた。これを盤上の戦いと見るなら、まさに歴史的な名棋譜だったと言えるだろう。これほどの対局を演じられる人はまれであろうが、人はそれぞれの人生において、それぞれの棋譜を残すことに変わりはない。一つ一つの棋譜の積み重ねが、その人の人生の大きな棋譜になる。一手として、いい加減な棋譜を残すべきではない。
どんなに苦しいことがあっても、心を磨くための対局と思い、心の高段者になるための修業と思えば、苦しいことではなくなる。こころの段位を磨くことで、その人の人格は高められる。仕事の場、勉強の場、人との交流の場で、ぜひ心の段位を高めたいものである。
以上、「松下幸之助の私は「この生きかた」を大事にしてきた!」大久光著
からの文章抜粋。
考えさせられる文章ですよね。剣道の段位を上げる前に、心の段位を上げなくてはダメですね。心の段位が上がれば、剣道の段位もすぐに上がれることでしょう。いや、別々に考えるものではなくて、車の両輪と同じなのでしょうね。両方とも大事で片方だけではダメなのでしょう。前回の「だいじなものは目には見えない」と同じで、心の段位の賞状はありません。そして、目には見えないものなのですね。
2010年02月01日
心眼
今日から2月ですね。
新しい月の初めです。目標をしっかり立てて、それを実行していきたいですね。外は雪、雪、雪、大雪です。あの星の王子様のサン・テグジュペリが言った言葉が目に止まりました。
「かんじんなことは、目には見えない。」
私たちは、目に見えるものが、全てだと思ってしまいがちですが、本当に大切なことは、目には見えないものなのだそうです。そして普通は、目には見えないものまで考えが及ばないものなのです。ですから、目に見えるものを通して、その奥にあるものを見ようとする姿勢が大切なのです。現実を動かしているものは、目には見えないものなのです。本質は現実の向こう側にあります。
心の眼、心眼で観たいものです。
この1ヶ月また切り返し、面打ちを精進したいと思います。
皆さん、今月も頑張りましょう。
新しい月の初めです。目標をしっかり立てて、それを実行していきたいですね。外は雪、雪、雪、大雪です。あの星の王子様のサン・テグジュペリが言った言葉が目に止まりました。
「かんじんなことは、目には見えない。」
私たちは、目に見えるものが、全てだと思ってしまいがちですが、本当に大切なことは、目には見えないものなのだそうです。そして普通は、目には見えないものまで考えが及ばないものなのです。ですから、目に見えるものを通して、その奥にあるものを見ようとする姿勢が大切なのです。現実を動かしているものは、目には見えないものなのです。本質は現実の向こう側にあります。
心の眼、心眼で観たいものです。
この1ヶ月また切り返し、面打ちを精進したいと思います。
皆さん、今月も頑張りましょう。