2010年01月

2010年01月29日

息をあがらせる

 一般の部の稽古で切り返し、面打ちを回数を多くして行っています。これを始めてから丁度3週間が終わろうとしていますが、効果はかなりあります。
 今日切り返しを受けていて、どの方々もうまくなっているのが明らかなのです。大きく手が動いていて、左手も中心にあって左右面を的確に打突するようになりました。足幅も以前より大きくなり、腰を中心に打っているように感じました。4回やると息が上がってきますが、そこが頑張り所、やけくそになって声を出し続けながら、体を動かして動作している姿が何ともいえません。大人は掛かり稽古をする機会がなかなかありませんので、息をあがらせるにはもってこいです。やはり昔から切り返しの重要性が強調されてきたとおりです。まだまだ始まったばかりですが、この1ヶ月は良いスタートが切れたように思います。1月も終わりに近づいて、この1ヶ月を反省して、来月また創意工夫しながら精進したいものですね。

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2010年01月28日

前向きに

 新宿剣連へ出稽古に行って来ました。
 K原八段、Y野八段にお願いすることが出来ました。会長先生もいらっしゃいましたので、八段の先生が3人道場の真ん中で稽古をしていらっしゃる光景は圧巻でした。たいへん良い稽古を頂戴いたしました。有難うございました。
 今日稽古に行かなければならなかった訳は、立て替えていただいた審査料を払うことでした。そうしたら、届いたばかりの東京剣道祭、京都大会の申込書も頂きました。また、3月の八段受審者講習はどうしますか?といわれ、あまり考えてなかったのですが、受けますと返事をしてしまいました。ちょっと受けたくないな、という気持ちがないといったら嘘になりますが、チャンスは逃すな自分で捕まえに行けの精神で受験することにしました。こう考えられるようになったのは進歩ですよね。どうせやるなら、気持ち良く、全力投球でいきたいものです。結果はどうあれ、前向きに取り組むことに意義があるのだから。

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2010年01月22日

根を伸ばせ

 今日の稽古も始めに切り返し4回を3セット、大きく面打ちを5回を3セット、小さく面打ちを5回を3セットを行いました。
 まだ、2週目ですが効果は抜群?です。本当です。これを続けていったらさぞかし良くなることでしょう。
 切り返しは、速く行わなくても構いません。まずは、ゆっくりで良いので大きく、左手が体の真ん中にくるようにすることです。前進、後退の足幅を大きくすることも良いと思います。勿論足は平行にして、撞木足にならないようにします。前に4回、後ろに5回打って間合いを切るときは、声を出し続け構えに戻しながら、すかさず間合いを詰めて大きく面を打ちます。ここがポイントですね。ここを観れば切り返しの錬度がわかってしまいますよね。普通は、2回で終わりなのに、そこを4回行う意味は、疲れていてもそこの所をしっかりやる為なのですから。決して手を抜いては、いや息を吸っては、いけません。「大強速軽」という言葉が言われますが、大きく、強く、速く、軽やかにできるに越したことはありませんが、誰しも最初からはできないのです。しっかり練習していきましょう。皆さん、頑張りましょう。ここで、思い出した言葉を送ります。
 
  花の咲かない 寒い日は 
        下へ下へと 根を伸ばせ

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2010年01月17日

新年会

 昨日は、日本古武道振興会の新年会がありました。カメラを忘れてしまい、写真を載せられませんが、盛大に行われました。昼から始まったので、明るいうちから飲むと回るのが速い感じがしましたが、どうしてなのでしょうか。量はそんなに飲みませんでしたが、中華料理で紹興酒を美味しく頂きました。各流派、今年の活躍を誓っていました。鞍馬流も頑張らなくては、、、。

shuseikan at 20:10コメント(0) |  

2010年01月15日

切り返し

 寒稽古の季節ですが、当館はこれといって特別なことは行ってきませんでした。しかし、やはり寒稽古には大切な要素が一杯詰まっていますので、何か取り組まなければと思っていました。そこで今年は、1、2月は切り返し、面打ちを道場を縦に使ってしっかりやって行こうということにしました。今日の稽古でも12,3人が4列で3セット切り返しを行いました。1セットは、最初の正面打ち、体当たりして前に4回、後ろに5回左右面、息を切らずに下がって間合いを切るです。普通の切り返しは、これを2回行いますが、これを4回やって1セットとします。これを3回各自がやる、これで切り返しが終了。続いて大きく面打ち5回を3セット、次に小さく面打ちを5回を3セット続けて行いました。今までも、面を着けた人から行ってきたことですが、参加者全員で取り組むと仲間意識も盛り上がりますし、一体感があったように感じました。段位は違ってもやることは同じなのですね。年齢も体力差もありますのでノルマは3セットですが余力のある方、若い方、強くなりたい方、等は積極的に多く取り組んでもらえれば幸いです。皆さん、頑張っていきましょう。

shuseikan at 23:12コメント(0) |  

2010年01月14日

全剣連稽古会

 全剣連稽古会に行ってきました。
 余裕をもって行くつもりでしたが、ぎりぎりになってしまいました。先生方にご挨拶もせずに整列、挨拶、全剣連会長挨拶、稽古開始となりました。
 私と同い年の八段の先生二人、上智大学師範の倉澤正先生に掛かることができました。先生には、構え方をご指摘いただき課題を頂戴しました。
 稽古後、岩手の原田先生にご挨拶ができて良かったです。元気そうで何よりです。稽古も元気よくやっていらっしゃいました。
 新年最初の合同稽古会ということもあり、沢山の先生方がいらしていました。私としては課題山積ですが、今年は地道に一歩一歩取り組んでいかなくてはいけないと改めて思いました。11月の試験に失敗した場所、日本武道館だからこそこのような気持ちになったのでしょうね。「今年こそは、頑張ります。」宣言しないと、すぐに手を抜きますので。ここに宣言します。10回唱えると叶うといいますからね。「叶う」という字は、口に十と書きますからね。


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2010年01月12日

鏡開き

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 一日遅れの鏡開きでおしるこをいただきました。
 鏡開きとは1月11日に、お供えしてあった鏡餅を手や木づちで割る正月行事で、お供えしていた鏡餅で作ったおしるこをいただくことで1年間病気をしないで稽古ができますようにと願う行事です。
 この鏡開き、もともと武家の行事だったので、「切る」という言葉を嫌って、これは腹を切るのイメージがある為、餅を分けるために刃物は使いませんでした。それで、木槌で叩いたり手で割ったりするようになり、めでたいときに「割る」という言葉も縁起が悪いため「運を開く」という意味を込めて「鏡開き」と呼ぶようになったとのことです。もともと20日に鏡開きは、行われていたそうですが、江戸時代に幕府が武家の具足開きの日を11日に定めた事から、今ではこの日に鏡開きを行うのが一般的になっています。具足開きとは具足(鎧や兜の武具)にお供えした「具足餅」を雑煮にして食べるという行事だそうです。お正月中に飾られていた鏡餅を割るということはお正月の終わりとその年の仕事始めを意味するそうです。いよいよ本格的に今年のスタートですね。皆さん頑張りましょう。
 ところで、写真をアップするときに、気づいたのですが、オーブが写真中央に映っているではありませんか。やはりご先祖様も少年少女がお汁粉を食べているところを喜んで観に来ていたのかな?と思っています。


shuseikan at 22:57コメント(0) |  

2010年01月11日

新宿剣連新年会

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 新年会に行って来ました。昨年昇段された方の表彰がありました。習成館の関係者も出席していただきました中で、会長より賞状と袴の贈呈がありました。その時の写真をアップしました。誠におめでとうございました。 

shuseikan at 22:29コメント(0) |  

2010年01月08日

ジュニアクラス稽古始

 ジュニアクラスの稽古始めでした。大人の部と同じように、最初に二礼二拍一拝をしてから、普段通りの挨拶をしました。
 各自の目標に向かって努力して下さい、そのときの最大の敵は自分自身の心、といった内容の話をしてから、稽古に入りました。それが、しばらく稽古をしていなかったわりには、いつもより気合は入っているし、基本ができていて良かったのです。新年最初の稽古、頑張らなくてはという気持ちが強く出ていて良かったのですね。やはり気持ち次第で出来がこれほど違うものなのか、ということを痛切に感じました。
 その後、大人の部に入っていきましたが、人数も多く充実した稽古が出来ました。道場を縦に使って、切り返し、面打ちを20分位やってから、道場を横に使って地稽古に入るようにしました。人数も多くなり、気合が入っていました。また、昨年末見学され本日より入門という方も来られて賑やかな稽古になりました。2月には、また4,5段審査もあり各自が目標に向かって努力していて気持ちが良かったです。皆さん、頑張りましょう!!!!

shuseikan at 23:38コメント(0) |  

2010年01月07日

課題山積

 今日は、区の剣連へ出稽古に行って来ました。というのも、稽古にも行かず新年会を迎え、いきなり飲むのもどうかと思いまして、思い切って行って来ました。M会長に一番手でお願いすることができました。とても得をした気分です。お年玉を頂いたようです。今年は最初からラッキーなことが続いている感じがします。いつもならここで元に立つのですが、今日は早稲田のO先生がいらっしゃっていたので、10年ぶりいやそれ以上かかっていなかったようにおもいますが、とにかく懸かっていきました。この変化も実は「八段受審の稽古をして下さい」と、ある先生から年賀状で頂いた言葉からなのです。懸かる稽古をしないといけませんね。また、打ち込みを率先してやらなければいけませんね。減量をして動きをシャープにしなければいけませんね。課題は山積です。でも着実に一歩一歩、これが大切です。頑張ろ〜〜〜と。

shuseikan at 21:56コメント(0) |  
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