2011年12月24日

稽古ができる喜び

 昨日は、一般稽古の稽古納めと納会がありました。多数の方がご来館下さり充実した稽古ができました。
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 我が師匠岩切先生もわざわざご来館いただきました。稽古の方は今日はできませんでしたが見取り稽古をして下さいました。
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 そして、納会では中国の詩を白板に書きながら剣道で大切なことを説明していただきました。
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「志師気 気統体」

 志は気を導き、気は体を統(す)べる。剣道で一番大切なことは、「気」である。剣道が上手くなりたいというのが、志であり、この志を持つと気力が導かれる。気が満ちてくると体がすべるように前へ出ていくようになる。ただ気合だけを入れて前に出れば良いというものでもなく、相手を観て、機会を観てここだというときに思い切って打ち込んでいくこと。
 
 また、参加者による「この一年を顧みる」という一言をいただきました。この中での多くは、震災の話と体調の話でした。そして、剣道ができる、稽古ができる喜びを感謝すること。当たり前と思っていたことが実は特別で、恵まれていたということに気付くこと。そして感謝すること。さらには、その感謝を実行に移すこと。稽古できるときは一生懸命取り組むことが大切というような話だったと思います。今年体調を崩された方の話を伺うと、それが実感できました。

 実は、今日も稽古をします。そしてその後の大掃除で今年も終わりますが、「稽古ができる喜びを感謝すること」忘れずに取り組みたいと思います。


shuseikan at 10:05コメント(0) |  

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