2011年12月18日

審査会(実技)寸評

 剣窓が届きました。その中で、8段2日目受審者832名、一次合格者85名、二次合格者7名という結果が掲載されていました。今回は、85−7=78名の方に入ることができました。今までは、832−85=747名に入っていましたが、今回は一次は通過できました。遠藤勝雄先生の剣道八段審査会(実技)寸評より。
 
 今回も八段に求められる内容に見る可きものが少なかったといえます。不本意な結果に終わった方々の特徴的なものを一つだけ挙げてみると、「先にかかった動きがなく、”打ち間”が取られていない」ということです。蹲踞から立ち上がり、気合いのやりとりがあり、そのうちに高揚して、攻めたつもり、機をとらえたつもりの打突が多く、互いに面を数回打ち合い、無駄打ちとなって、時間切れになるケースが目立ちました。点数を付けるに付けられない現状であったといえるでしょう。
 「打ち間」とは、相手の距離の遠近をいうのではなく、距離に囚われず、相手との戦況の変化を洞察し、相手に主導権を取らせないこと(一刀流)とすれば、相手の気を気で圧する烈しい攻め合いから、相手の打ち間に攻め入って一瞬溜め、瞬時に相手の反応を見極めて的確な技で打ち切ることを身に付けて欲しいと思います。心は技の基といわれます。基の部分をしっかり鍛え直して、捲土重来を期してもらうことを期待いたします。

 「攻めたつもり、機をとらえたつもりの打突」という言葉が気になりました。「つもり」はダメなのですね。確実に攻める。確実に機をとらえる。つもりを確実にという言葉に変換する作業が今後の稽古で大切なことがよく理解できました。それを表現できるようになることが大変なことはなのですよね。わかっているけど、できないのですね。でも、それを意識しながら稽古して溝を埋めていく作業が求められているのですね。ガンバろ〜と。
 

shuseikan at 20:37│Comments(0)

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