2011年02月18日

三昧、真剣、一心

 精進するということは、稽古を第一として、習・工・錬の循環を何度も何度もくり返して修行するということ。刀耕先生は、剣禅一致の立場から、「三摩の位」とは「涅槃経」にある「聞・思・修」という教えに匹敵するものであるとして、「三昧」、「真剣」、「一心」の大切さを言っている。
 
 この世で一番三昧になれるのは真剣勝負です。剣道の中にはそういうものがある。(中略)
ですから剣道上達の秘訣は真剣・三昧それ以外には絶対にありません。生まれつき技は天稟だと言っても、怠け者はだめなのです。不器用であろうが何であろうが、真剣になれる人なら突き抜けられます。ここが大事ですよ。三昧、真剣、一心ということです。
 切り返しは禅で言うと「数息観」に相当する。禅ならこれは「三昧」、剣道では「気・剣・体の一致」。これを修練する。これが基礎だ。
 気・剣・体の一致。それは単純な基礎の中に有る。素振り、切り返しの中に有る。ただ、その中にあるという事に、なかなか気が付かないで、ただ竹刀を振り回している。そう言うと難しいようだが、これは一心になって振れば、「気・剣・体の一致」が出来る。一生懸命に、一心にやる。一心から出る一刀、「一心一刀」になる。これが切り落とし。自分が一心に成るよりない。だから、教える事は出来ない。「一心」。これを「三昧」という。竹刀をただ機械的に振っていては駄目だ。一心になって、刀を持つから「気・剣・体の一致」を覚える。


 如何ですか、この文章。よくよく吟味すべしですね。

shuseikan at 23:38│Comments(0)

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