2011年02月11日

剣と禅の精進

 本日の稽古は、祭日そして大雪ということで何人来られるかと心配していましたが、人数は少なかったですが、良い稽古ができました。

「刀耕清話」P246〜P247より。

 「精進」とは、一般に、「稽古に心を打ちこんで努力すること」のように理解されていますが、
  
 精進とは進んで退かず、善に進み悪を止めるという勇敢なことです。一直線に勇敢に修行することです。(澤木興道禅師)

 剣と禅の精神は、頂点においてのみならず、どうやら、そこに至る修行の過程においても、決して異なるものではない、ということが強く暗示されているように思えます。
 実際、剣道においても「退(引)くな」ということがよくいわれます。たとえば、発心・決心・相続心の相続心が崩れそうになったときが、これに相当するでしょう。また稽古の場面においては、古来、「三つの許さぬところ」という教えがありますが、その機会のひとつである「引くところ」が、これにあたります。
 (中略)
 理法に則った正しい形を地稽古と一致するようにするということは、すなわち理事一致の修行を志すということに他なりません。そのためにはどんなことがあっても退かないぞという不退転の心と、悪いことはしないで正しいことだけをすることに勤めるという諸悪莫作(しょあくまくさ)・衆善奉行(しゅぜんぶぎょう)の精神、そしてそのためにはまず何よりも心を浄化するという自浄其意(じじょうごい)に勤めるこころがなければなりません。もし剣道に澤木老師が説かれるところの精進の仕方を適用することにすれば、人間形成の修行の面においても、また稽古の面においても、向上という深い味わいが必ず行く先に待ち受けているでありましょう。

 この文章如何ですか?よくよく吟味すべしですね。ということで、明日「座禅体験」に行ってきます。


shuseikan at 22:52│Comments(0)

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