2011年01月20日

突き方

 突きの秘密兵器を作成しましたが、突き方は書いていませんでしたのでネットで調べましたので、参考にしてください。

 末野栄二範士の剣道秘訣より

 突きは、剣先で相手の体重を支えることになりますので、肘を伸ばすのと同時に、左右の手の内を絞り込む必要があります。
 手の内の絞りをあまり意識しすぎると、肘が伸びません。わたしは肘を内側に絞り込みながら伸ばすことにより、自然と手の内が絞られるようにしています。手の内の絞りが甘いと、相手の体重を支えきれなくなって竹刀を落としてしまいます。突く咽喉部は、的が狭いため相当な技術を要します。若い頃にはゴルフボールを天井から紐で吊り下げて、突く練習をしていました。要領として、突いた時に両肩と右手及び両肩と左手とで、それぞれに三角形を作り、それを崩さないようにすると、わたしはうまく突ける気がします。自分の正中線を相手の正中線に向けることと、三角形をいかにしっかりとキープできるかを意識し、反復することにより習得できると思います。また、金太郎飴ではありませんが、咽喉部の一握り後を突くつもりでないと、手前でカーブして外れてしまいます。
 突き技は、下がる人には効果的ですが、前に出る人、とくに面に乗る人には逆に応じられやすい欠点があります。剣道は、正中線の攻防ですので前突きにくる場合に、自分が中心を取っていれば当然相手の剣先が外れることとなり、面に乗られてしまいます。 前記の他には、相手の動きに応じて次のような技を出します。面にいったときに上体前面に剣先を付けようとする人に対しては、跳び込み面の途中から両手突きや片手突きに変化します。小手の守りの堅い人には、上から小手を打つようにして打たずに、相手の竹刀を一周して両手突きに変化します。また、下から小手を打つようにして、剣先が外れたところを元に戻しながら突きに変化する場合もあります。この際には、前記したように竹刀を螺旋に使うと効果的です。払い突きや剣道形三本目のように、突きを流して突き返す、返し突きなどもあります。

 如何ですか?この文章を参考にして、突き方を研究して下さい。  

shuseikan at 20:20コメント(0) |  

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