2009年10月23日

我以外皆師也

 今稽古で気をつけていることは、「打ち切る」です。中途半端に打つのなら、打たない方がましですよね。気持ちをまとめて、機会を逃さず、打ち切れるかを色々と試している所です。
 今日は、ジュニアの稽古日でしたので、面を付けて小学生相手に研究?させてもらいました。そうしたら、良く見えて打てるのです。当たり前か?相手は大人ではないのだから。でも、子供の素直な剣道からヒントをもらったような気がします。子供は攻めに対して素直に反応してくれるのです。大人の稽古の時に、またこれを試してみました。まだまだですが、審査も近づいているので、頑張って研究しようと思います。子供から教わることって以外にありますね。我以外皆師也ですね。

shuseikan at 23:37コメント(0)│ 

2009年10月18日

親父のおかげ?

 講習会に行って来ました。
 講評は、どの段についても言えることばかりでした。全体的なこと、自分が言われたことが、ごっちゃになっていますが、忘れないように書いておきます。
 気がみえてこない。攻めてから打つ。しかし、攻めてから打つの「う」の字では遅い、遅れる。
 最初の声は、みんな良く出ているとのことでしたが、一声できれてしまっている。一声、一声で切れないようにすること。間が切れる。やり直しはきかない。同じ繰り返しはダメ。上下の差が出て来ないとダメ。相手にさせない、つかわせないことも大事。右足、左足のもっていき方が大事。相手の股座に入れるようなつもりで。左足の引き付けが甘い。勝って打つ、自分流はダメ、相手との関係で、機会を捉えて打っているか。引き出せるか、攻め切っているかがポイント。攻めて枕を押さえる、間を切るな。小手もいいが、引き出して打っているか、相手の手元が上がっていれば良いが、ただ当てにいっているような小手打ちはダメ。右手、右肘が突っ張る、その結果背中が丸まっている。道着の袖が短い。元立ち稽古にならないように。自分のペースで面を打ちにいっている。
 講習会の最後に指導稽古がありました。ここには書きませんが、大変貴重なアドバイスを頂きました、本当に有難うございました。この先生は、立会いをされた先生ですが、稽古の前に、「柴田先生の、、、」と声を掛けてくださったあとに、よーしというかんじで稽古して下さいました。稽古の途中でも丁寧な具体的なアドバイスをして下さいました。有り難い事でした、これも親父のおかげ?ですね。 
 あと残り一ヶ月、注意されたことを頭において稽古したいと思います。道場の皆さんも頑張りましょう。

shuseikan at 20:58コメント(0)│ 

2009年10月16日

無駄なことなど何もない

 この言葉に目がいきました。
 「はじめから無駄に思えるようなことを一生懸命につづけて、ようやく駄目だとわかるころ、そのことによって実は案外と他の重要な糸口を得ていることがある。」(寺田 寅彦)
 剣道の稽古も同じことの繰り返しで、ともすると無駄なことをやっているように感じることがありますが、視点を変えると他の重要な糸口が見えてくることってありますよね。「無駄なことなど何もない」ですね。
 この2週間は、足が痛くて自分の稽古はほとんどしていません。見取り稽古が多かったです。しかし、久しぶりに相手に向かって剣を構えると稽古していないわりに、何か調子が良いような?感じなんです。勿論、体の動きは悪いのですが、見取り稽古を積んだせいか、良く見える?んです。何か不思議な感じでした。久しぶりに稽古ができた喜びからきているのか、考え方次第、心の持ち方次第、なのですね。調子が良くないと感じている時の方が、以外と調子が良いことってあるんですね。今日の稽古は、初心者の方から昇段審査受験生まで、15名ほどいらしていただき、賑やかな稽古になりました。皆さん、目標に向かって頑張っていきましょう。



shuseikan at 23:58コメント(0)│ 

2009年10月12日

どうやったら受かるの?

 月例会でした。3連休ということもあり、参加者は少々少なめでしたが、いつものメンバーで楽しい会になりました。
 ほとんどが、11月の受験生ということもあり、お酒がすすむと本音が出てきて楽しいひとときでした。M吉先生が構え方、竹刀の握り方、等いろいろとお話下さいましたが、最後には、皆さん「どうやったら面がうまく打てるのですか?そこを教えて下さい。」さすが受験生、皆さん考えていることは同じようです。頭で判っても、できるようになるのが大変なのですね。自分ではそのようにしているつもりなのですが、審査員の先生方には通じていないことが多いようです。如何に持っている力を出し切るか、まずはこれに尽きるような気がしますが、、。皆様の御健闘を祈念申し上げます。来月の例会には、4,5段の結果が出ているのですね。良い結果が出ますように。残りの稽古頑張りましょう。ファイト〜。


shuseikan at 23:26コメント(0)│ 

2009年10月10日

日本武道祭

DSC03118 
 日本武道祭に行って来ました。天皇陛下御即位二十年奉祝、財団法人日本武道館開館四十五周年記念 日本武道祭が日本武道館で行なわれました。
DSC03119 
 現代武道九種目と古武道三流派の模範演武が行なわれました。各流派11分の演武時間でした。


DSC03122
 剣道も15:00〜15:11までの予定で行なわれました。剣道からは、秋篠宮両殿下もご臨席賜りました。剣道は、日本剣道形、木刀による剣道基本技稽古法、居合、杖道の同時演武でした。4つ同時演武ということで、どれを見てよいか迷ってしまいましたが、時間がないのでしょうがないのでしょうか。
DSC03121
 その後、17:00〜から記念式典、祝賀会に参加させて頂きました。大変盛大な会でした。
 帰ってきたら、稽古が終わっていました。形稽古をされた方々、お疲れ様でした。不在で申し分けございませんでした。

shuseikan at 20:12コメント(0)│ 

2009年09月29日

十人十色

 ジュニアの稽古日でした。日曜日に区の大会があったのですが、そこで良い成果が得られた人(中には優勝した人もいます)、かたや思い通りにならず悩んでいる人(中には剣道をやめようと決心した人もいます)、そしてまた今日から剣道を始めようと体験入学に来た人、同じ剣道の稽古に通っている子でも思いは十人十色ですね。指導者として、いろいろと考える稽古でした。

shuseikan at 22:02コメント(0)│ 

2009年09月25日

簡素な生活

 簡素な生活こそが美しい。
簡素というのは、無駄なものを削ぎ落としていくこと。
本当に必要なものを見極め、それを大切にしていくこと。
それは、質素とはまた違うもの。
簡素な生活こそが心を磨くもと。
心がシンプルに研ぎ澄まされれば、体も自ずから引き締まる。
食事を整え、体を引き締めていくことで、心もシンプルに磨かれていく。
心と部屋の関係も同じ。
心を磨きたいなら、部屋もシンプルに整えること。
昨日の続きで、本より抜粋しました。P44より
 メタボの私にとって、無駄なものを削ぎ落としていく作業が大切なのですね。無駄なもの、それはお腹の脂肪であり、間食であり、甘いお菓子であり、いっぱありすぎですね〜。簡素な生活目指します。

shuseikan at 23:26コメント(0)│ 

2009年09月24日

禅的生活

 今、多くの人が迷い、悩んでいます。だからこそ、非日常を求め、心の疲れをリセットしようとするのですが、一度リセットしてみたところで、いつもの生活に戻ってみれば、ストレスも溜まります。重くなった心で、また非日常へ、そんな堂々巡りをしていませんか。いくら嘆いても世の中はそう簡単には変わらないですよね。世の中が思い通りにいかないのであれば、いっそ自分を変えてしまってはいかがですか。わざわざ非日常へ出かけなくても、毎日の生活をちょっと変えるだけで、いつも身軽に生きる方法はないものか。それが  「禅的生活」なのです。ちょっと「習慣」を変えるだけ。ちょっと「見方」を変えるだけ。
 「禅、シンプル生活のすすめ」枡野俊明著より 
DSC03051 

 なかなか良い本です、お薦めです。100項目あるのですが、10項目ほど気になったものを選んでみました。





 ○ いらないものを捨てる。
 ○ ゆっくりと呼吸する。
 ○ 今日できることは、今日やる。
 ○ 今できることを一生懸命にやる。
 ○ 起こっていないことに悩まない。
 ○ 「目の前のもの」にとらわれない。
 ○ 自分にないものは求めない。
 ○ 自分を信じる。
 ○ 損得を考えない。
 ○ 「今」「このとき」に力を出し切る。

 選んだ後に、眺めていたら、剣道の初太刀の気分のような、やっぱり剣道と禅的生活とは密接な関係があるのですね。今日買ってきた本なので、じっくりとこれから読みたいです。


shuseikan at 22:29コメント(0)│ 

2009年09月23日

鞍馬流剣法目録之巻

DSC03046
 お彼岸に入った日に、山形県の方から習成館へ鞍馬流の巻物をご寄贈いただきました。誠に有り難いことです。感謝申し上げます。
 前にもブログには書かせていただいたのですが、この度「この目録が習成館のお役にたつならば、喜んでお譲りする」と、ご好意により巻物をご寄贈いただきました。
 ご寄贈いただいた方は、大正9年生まれの女性で、お父様の田宮嘉一郎様に大正8年2月に初代衛守が出したものです。嘉一郎様は、大正2年3月に日本体育会体操学校(現:日本体育学校)を卒業され、早稲田大学に勤務され、大正8年習成館で目録を受け、その後病気の為帰郷し浜松商業学校に職を求めています。その後、大正11年に結核で残念ながら亡くなっておられます。ご寄贈いただいた方は、お父様の情報が少しでもわかればとお思いになっていらっしゃいますので、何か情報をお持ちの方は、習成館へご連絡をお願い致します。今は情報社会ですので少しでもわかればと思い、90年も前の話ですが宜しくお願い申し上げます。
IMG_0973


shuseikan at 13:46コメント(0)│ 

2009年09月14日

月例会

 本日は、月例会でした。人数は、10人程で少し少なかったですが、お馴染みの顔ぶれで言いたい事を、言い合える良い場になりました。
 昇段審査を控えている人が多かったことで、良い研究の場になったことと思います。
 また、稽古の仕方の所では、いろいろな意見がでました。今回は、「突き」について色々な意見が出ました。突きをしても良いと思いますが、外さないようにしましょう。外れた場合は素直に力を緩めて引きましょう、決してはずれたからといって押し込んだりしないこと。ましてや、突きをはずしておいて相手に怪我をさせることなど、、、、実は突きが外れた竹刀がささくれ立って喉の横に怪我をした人がいるのです。皆さん、竹刀の手入れをしっかり致しましょう。家の道場の稽古ではありませんよ。土曜日の連盟の稽古会での話ですが。実は被害者は私本人なのですが。
 突きは難しいのです。技を出すからには覚悟を持って技を出したいものですね。色々と皆で話し合ったことが楽しかったです。ここには、書けませんが、、、。

shuseikan at 23:52コメント(0)│ 

2009年09月10日

出稽古

 本日、全剣連の稽古会に参加してきました。先月に引き続きの参加でした。岩手から原田先生もお見えになって稽古もされていました。お会いできてとても良かったです。先日の柴田杯に参加のご予定でしたが、不幸がありお会いできなかったからです。お元気そうで何よりでした。
 稽古の方は、三人の八段の先生方に稽古を頂くことができました。内容の濃い充実した稽古ができました。有難うございました。
 普段の稽古と出稽古の違いって何なんでしょうか。
 答えは勿論色々とありますが、気持ちの新鮮さがあるように思いました。日本武道館という場所、相手は全日本選手権者の警視庁の先生とくれば、これ以上の場面設定はありませんよね。初太刀の緊張感、稽古の充実感など本当に勉強になりました。
 求める稽古をすることで、普段の稽古ではできないことを学ぶ良い機会となるわけです。そして、力がついてくれば、緊張感の中でも普段の力が出せるようになるわけです。普段の力の100%を出すのは難しいけれど、100%に近づくように頑張りたいと思います。人によっては、持っている力の10%も出ない人もいます。普段の力を如何に出し切るか、これを研究していくと昇段審査の合格に繋がっていくのではないでしょうか。よくよく研究すべしですね。
 本日は、初代館長衛守の命日です。大正14年9月10日没。合掌。

shuseikan at 20:53コメント(0)│ 

2009年09月09日

大会翌日の稽古

 大会翌日の月曜日の稽古は、三人だけでした。本日は、九人ほどに増えましたが。大会の翌日は、普通なら疲れてしまって休んでしまいがちですが、三人の方が稽古にいらっしゃいました。求めて稽古していました。この方たちは秋に昇段審査が控えていますが、きっと良い結果になるような気がしました。おっと、私も稽古したので、実際は四人でした。私も良い結果になればよいのですが、そう簡単には受かりませんよね。求めて稽古を続けること、これが大切ですよね。
 話は飛びますが、立体看板なかなか好評のようです。道場の前の道を歩いている人が、立ち止まって見上げている光景をよく見かけるようになりました。この前は、携帯で写真を撮っている人もいました。ちょっと驚きです。インパクト大有りです。

shuseikan at 23:07コメント(0)│ 

2009年09月06日

柴田杯大会

DSC02965 
 皆様お疲れ様です。無事大会も終了することができました。盛大に終わることが出来ましたこと、この場をお借りしてお礼申し上げます。誠に有難うございました。
 今年の大会では、警視流木太刀之形を演武させて頂きました。その時の写真を添付しますので、ご覧下さい。
DSC03026
 皆様もご承知のことと思いますが、警視流木太刀之形の二本目は鞍馬流の変化です。厳密に言いますと、ちょっとづつ違いがあるのですが、当時の有名な流派の代表的な技を十本取り入れて作られていますので、現代剣道を学ぶ上でも、大変勉強になる形だと思います。習成館道場では、初代館長衛守、二代館長勧が警視庁師範だったこともあり警視流木太刀之形が伝わっておりますが、勉強不足のこともあり色々みんなで研究をして行こうということで今力を入れているひとつです。鞍馬流は勿論、警視流も研究し、剣道に活かしていただきたく思います。
DSC03034
演武の最後は、鞍馬流をやらさせていただきました。
 

shuseikan at 23:46コメント(0)│ 

2009年09月05日

立体看板完成

DSC02957
 ついに、ついに立体看板が完成しました。
 柴田杯に間に合いました。春から構想を練って進めてきた話ですが、時間が足りなくて間に合わないかも、、と言われて心配していましたが、何とか間に合いました。なかなかリアルにできていますね。道を歩いている人からも剣道場なんだ、とインパクトがあるものに仕上がりました。関係各位に感謝申し上げます。有難うございました。
 DSC02958

夜になって、ライトアップされた看板も素敵で思わず写真を撮ってしまいました。

shuseikan at 16:34コメント(0)│ 

2009年09月04日

大会準備

DSC02955
 いよいよ明後日になってしまいました。前日だとばたばたするので、稽古後準備をしてしまいました。
 紅白幕、第20回柴田杯剣道大会の看板、本日書いたものです。あまりうまく書けませんでしたけど。

shuseikan at 22:51コメント(0)│ 
習成館Official sie
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: